ミャンマー祭り2015

ミャンマー祭り2015終了しました

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ミャンマー祭りを語る
ミャンマー祭りのステージで、ソロで踊りを披露されている女性舞踊家・熊谷幸子さん

ミャンマー祭りのステージで、ソロで踊りを披露されている女性舞踊家・熊谷幸子さん(ミャンマー名Khin Moe Moeさん/一般社団法人日本ミャンマー友好協会副会長)に、ミャンマーの伝統舞踊や、ミャンマー祭りでの様々な踊りについて語っていただきました。

女性舞踊家・熊谷幸子さん(ミャンマー名Khin Moe Moeさん/一般社団法人日本ミャンマー友好協会副会長)

――踊りはいつからはじめられたのでしょうか?

熊谷さん 本格的に始めたのは5歳。小さな頃からヤンゴンに住んでいましたので、ヤンゴンで踊りを始めました。

――はじめからミャンマーの伝統舞踊を学んだのですか?

熊谷さん 本格的な踊りは初心者の頃から練習して、順番にステップアップしていく仕組みだったので、その流れで学んでいきました。

――熊谷さんが披露なさるミャンマー伝統舞踊を見ていて思うのですが、人の体を正確に美しい型に当てはめていくだけではなく、動きにも緩やかな曲線のつながりのような“流れ”を重視されているように感じます。

女性舞踊家・熊谷幸子さん(ミャンマー名Khin Moe Moeさん/一般社団法人日本ミャンマー友好協会副会長)

熊谷さん ミャンマー伝統舞踊には決まりがあります。頭と腰と手と足。この4つの部位をどこに置くか、どんなふうに動きをつなげていくか。最初は、頭だけの動き、腰だけの動き、脚だけの動き、手だけの動き、これらを学び、それぞれの動きができると組み合わせる動きを覚えます。太鼓と、カスタネットのような木の楽器の音色「ワ」と、金属製の小さな鐘のような楽器の「シィ」という音の組み合わせでリズムが生まれます。私達はこれを「シィ・ワ」とつなげてひとつのリズムのまとまりと捉えます。ゆっくりゆっくり、「シィ・ワ」「シィ・ワ」というリズムで始まります。

――そのリズムに合わせて、頭、腰、手、足の動きを連動させていく?

熊谷さん そうですね。鳥の羽の動き、花びらやつぼみを表現します。花びらを指で作ると、花が開く、花を摘む、など意味が加わっていきます。

――そういう意味を持つ動きがつながっていくわけですね。熊谷さんが現在、手がけられている踊りは、例えば100年前からの型のままであったりするのでしょうか?

熊谷さん 今、私たちの踊りは伝統舞踊を元に現代風にアレンジされたものが多いですね。と言っても、自分たちでどんどん変形させているのではなくてやはり踊りの先生から教えていただいた型です。ミャンマー祭りのヤンゴンステージやオープニングなどで留学生チームが踊っている方は、私がアレンジした振付も踊ります。全員で動きを合わせやすいように工夫しています。

――ミャンマー国内ではずっと踊っておられましたか?

熊谷さん 水掛け祭りの時には必ず踊りのコンテストが行われるのですが、そのコンテストに出て、テレビに出たりしていました。また、踊りの全国大会とかもあって、そういうものにも出ていました。

――いつ来日されたのですか

女性舞踊家・熊谷幸子さん(ミャンマー名Khin Moe Moeさん/一般社団法人日本ミャンマー友好協会副会長)

熊谷さん 1997年ですね。日本は約20年で、ミャンマー文化を日本の皆さんに知っていただくための活動を続けています。長野、福井、仙台、熊本、名古屋、浜松など日本全国を訪問しました。日本とミャンマーは歴史的に長いつながりがありますから、昔、日本とミャンマーの間での仕事で功績のあった方が勲章を受けられたりすると、その式典に私が呼ばれて踊りを披露したり…ということもあります。

――日本人の観客の反応で印象的なことはありますか

熊谷さん ステージが終わるとたくさん声をかけて頂きますね。日本の地方都市ではそれほどミャンマー人に出会う機会もないので、「表情が可愛い」とか嬉しい声をかけていただきます。以前は「フィリピンの方ですか?」と言われることも多かったですが、最近は「ミャンマー人」として見てもらえます。

――ミャンマー祭りという場において、ソロで踊られる舞踊家の存在はありがたい。同国人もたくさん来られますが、同郷の方々の視線は厳しいのでしょうか。

熊谷さん あまり気にしません。なぜかというと、自分の為ではなく、見ている人の為に踊る。その心が伝われば、誰が見ても私の踊りを楽しんでもらえる。見る人が日本人でも、ミャンマー人でも同じです。私の先生によく言われたのは、「ステージに立つときは、踊れるから踊っているのでは、意味がない。ステージに立つときは感動を与えられるように、自分の踊りに皆が吸い込まれるような踊りをしなさい」と教えられました。だから、私はステージに立つときは、観客の皆さんと一緒に踊りのテーマの世界に旅立つのです。だから、他のことは何も気にしません。

――見どころを教えて下さい。

熊谷さん 去年は、日本とミャンマーの友好60周年でした。去年、大使夫人から何かアイディアがあるかとたずねられて、私は「日本人にもわかる踊りにしよう」と考えました。ミャンマーの曲と日本の曲をリミックスして用意しました。会議の席でこのリミックスした曲をかけてみました。その曲で踊るのは男性チームだったのですが、最初、皆、恥ずかしがりました。なぜかというとAKB48もあるからです。「男なのに」と恥ずかしがられました。「友好60周年という特別な年ですよ。この曲は絶対必要ですよ」と主張しましたが、男性チームとは意見がなかなか合いませんでした。その時に大使夫人が皆の前で「熊谷さんを信じてこれをやろう」とおっしゃってくださいました。それで自信と責任をもって男性チームに振り付けをしました。実際にはどうだったのか。彼らの踊りが進んでいくと観客の拍手が止まらない。EXILEの曲も入れましたが、どの部分も大盛り上がりでした。
実はこのリミックスと踊りは、ミャンマー祭り1週間前に、ある大学の主催のアセアン諸国の留学生のイベントがあり、そこで各国の民族舞踊のコンテストがあったのですが、予行演習という意味も含めて披露したのですが、ここでは国を超えて盛り上がりました。そしてなんと私たちミャンマーチームが優勝してしまったのです。今年の男性チームも、去年に負けないくらいのすごい踊りを用意しています。

――熊谷さん自身はどんな踊りをされますか

熊谷さん 男性のプロダンサーと一緒に、伝統的な踊りを踊ります。これはお姫様に恋をする王子様の物語です。恋をしてお姫様しか見えなくなった王子様の曲です。パーリ語で「デーウィッスタ」という曲です。女性の美しさを表現しています。
また、オープニングでは、私が踊りの指導をしている留学生8名と一緒に、メイ・スイさんのバックで踊ります。他にも何曲か踊りますが、それは当日のお楽しみです。

女性舞踊家・熊谷幸子さん(ミャンマー名Khin Moe Moeさん/一般社団法人日本ミャンマー友好協会副会長)

――ミャンマー祭りで披露されている、様々な民族衣装を身につけた男女のグループの踊りについて教えて下さい。ミャンマー人も日本人も、あの踊りを好きな人が多いと思うのです。

熊谷さん 今年も16名で踊ります。「シーロウンジン アトゥェ ダチンダボ」というヒット曲です。日本語で「みんなが仲良く一緒になるための歌」というような意味です。カチン、シャン、モン始め、多くの民族が登場します。衣裳も踊りも、各民族のものです。ミャンマー祭りが始まった年に、踊りの会議をしたら、インターネットで流れているものを再現しようとなり、欠けているパートを私が補いました。
ミャンマー祭りのおかげで、ミャンマーの伝統舞踊を多くの人に知ってもらうことができて本当に感謝しています。
どうぞ皆さん、ミャンマーの踊りを楽しんでください。

Fin.

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助成

主催

  • ミャンマー祭り実行委員会

共催

  • 駐日ミャンマー大使館
  • 公益財団法人 浄土宗ともいき財団
  • NPO法人 メコン総合研究所

後援

  • 外務省
  • 港区
  • 日本商工会議所
  • 株式会社JMAホールディングス
  • 一般社団法人コンピューターソフトウェア協会
  • 一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
  • 一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)

協力

  • 東京プリンスホテル
  • ミャンマーインフォメーションインダストリー株式会社
  • ミャンマージャポン

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